自宅葬と斎場葬の違い

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 五島市も年々、「墓地葬」「寺院葬」「自宅葬」が減少し、当社の施工する葬儀も、85%が、「斎場葬」の時代と成りました。ここでは、「斎場葬」が好まれる様に成った、理由を「自宅葬」と「斎場葬」を比較しながら、分かりやすく説明致します。


 「斎場葬」は、「喪家」に取っても、「会葬者」に取っても、メリットが多く、「お葬式全体」に掛かる費用は、「自宅葬」よりも「斎場葬」の方が、安く済む場合が多いです。

 「自宅葬」では、病院などで亡く成った故人を迎え入れるに際し、慌ただしく家の片付けをしなければ成りませんが、「斎場葬」では、専用の施設に成りますので、そのが必要が無く、ゆっくりと打ち合わせを行う事が出来ます。

 「自宅葬」では、ご近所や地域の方にお手伝いを頼んだり、お手伝いを頂くと、食事や、お礼をしなくてはならなかったり、葬儀を取り仕切る子供さん達が、都会から帰って来ても、地域との繋がりが無いので、葬儀以外で気を使う事が多い様です。「斎場葬」では、日程の連絡程度で、葬儀社が全部お手伝い致しますので、ご近所へ、ご迷惑をかける心配もございません。

 「自宅葬」では、会場作りに時間が掛かりますが、「斎場葬」では、あらかじめ準備の整った施設の為、当日のお通夜にも対応が可能でございます。

 「自宅葬」では、最低でも「司式者」と「霊柩車」の2台の駐車スペースが必要に成ります。さらに、ご家族や、会葬者の駐車スペースを確保するには、ご近所にご迷惑をかけたり、「駐車場」の確保が求められます。「斎場葬」では、十分な駐車場が備わっていますので、そのご心配がございません。

 「自宅葬」では、暑い中や寒い中、また、雨の中に、屋外で「受付」をして、その後ろでは、食事の準備が行われ、女性の方々は、終始、食事の準備に追われ、葬儀どころでは有りません。「斎場葬」では、エアコンの完備された屋内で、天候を気にする事も無く、静かに「受付」が出来ます。食事の手配も、全て葬儀社が致します。

 「自宅葬」では、エアコンが完備されたお部屋も限りが有り、夏は、暑くて汗をかきながら、冬は、寒くて震えながら、椅子にも限りが有り、「お通夜」「葬儀」の1時間程を正座で過ごさなければ成らず、「会葬者」に取っては大変辛いものでございます。「斎場葬」では、エアコンが完備された式場で、会葬者全員が椅子に座る事が出来ます。膝や腰の痛い高齢者への配慮が大切でございます。

 「自宅葬」で一番大変なのが「雨」です。テントや傘ではどうにも成らない事も有り、「会葬者」は、びしょ濡れに成ります。せっかくの最後の式に「雨」の心配で、落ち着きません。「斎場葬」では、建物に入ってしまえば、何の心配も無く、「会葬者」も広い「式場」や「ロビー」でゆっくりと過ごす事が出来ます。