無宗教葬

このエントリーをはてなブックマークに追加
 ある宗教の司式者が「宗教とは、信じるか?信じないか?」です。とおっしゃいました・・・。

 「特定の宗教宗派に属さない」「特定の宗教宗派を信仰していない」方が、亡くなった場合にどのように葬儀を行えばよいでしょうか?その様な場合の葬儀の流れを、ご説明致します・・・。

 まず、「両親」や、「夫婦」「家族」が、「特定の宗教宗派に属していたり、信仰している場合」は、その「宗教宗派」を頼る方法が、有ります。

 両親の宗教宗派が違う場合で、お子様が亡くなられた場合などは、両親のどちらかの宗教宗派を頼り、執り行う事に成ります。

 「両親」や、「夫婦」「家族」が、「特定の宗教宗派に属していたり、信仰している場合」でも、「本人が、宗教的儀式を望まない」場合は、「お別れの会」の様な形に成ります。

 「宗教宗派の決まり事に縛られない半面、宗教による、癒しや、導きが無く、決まった式次第も有りません。」

 具体的な、流れをご説明いたします・・・


 「病院で、亡くなる」
 「霊柩車で、自宅また、式場へ移動する」
 「式の日程を決める。」(友引を気にするかは、家族や会葬者の気持ちも考える)
 「通夜・葬儀の概念も無い場合は、夜か昼に、1回の式で終わる事も有ります。」
 「線香や、聖水など、特定の宗教で行われるお参り方法の決まりは有りませんが、献花で、お花を供えてお参りをする方法が、一般的の様です。」(しかしながら、絶対的な決まりは有りません。)
 
 〇開式
 〇故人の略歴紹介
 〇家族や、友人からのお別れの言葉(数名)
 〇弔電披露
 〇献花
 〇遺族代表挨拶
 〇閉式
 その後、思い出話をしながらの会食など・・・。

 最低限度、この程度の内容が無ければ、「式」として成立させる事が、難しい面も有ります。

 また、事前に、「家族」「友人」「地域の方々」に、説明とご理解を頂く事が、大切です。葬儀後に残された人達のその後の、供養方法などの心配も有ります。